椿油の違いについて教えてください。
価格の違いは何点か上げられます。
1つ目は製造方法の違いです。
椿油をただ絞るだけでは良い椿油とは言えません。
絞った原油を脱臭、脱色、脱酸し精製し規定に合った数値になったものしか出荷することが出来ません。
これが通常の椿油です。この時点ではまだ、多少臭いが残ります。
さらに企業独自の技術で脱臭、脱色、脱酸を行っているところもあります。
この点に関してはそれぞれの企業秘密のようです。
まずはこの点で価格の差が出ているようです。
色については白いほど精製されているようですが、
色だけ抜く技術のありますので、一概に透明だから良いとはいいがたいようです。
2点目は中国産を使用しているところです。
中国産の椿油は山茶花から精製されます。
中国産は技術がまだ発展していない為、日本産より劣ります。
中国産の椿油は比較的安く変えます。
中国産は技術が上がれば格差を埋めることが出来そうです。
3点目は菜種油やオリーブオイルなどを混ぜ合わせ販売しているケースです。
これは悪質なケースで、椿油100%と表記をしていながらこれらと混合している企業もあります。
菜種油などに含まれるリノレン酸は酸化しやすく、酸化するとアレルギーの原因になる物質です。
椿油のよさは最も酸化しにくい、オレイン酸が豊富なところになります。
良く調べて買うようしましょう。