1.リンパとは
体の中には血管に沿ってリンパ管が走っています。そのリンパ管を流れる体液をリンパ液といいます。
リンパ液は古い細胞や脂肪を運び、尿として排出します。血管とは違って、心臓のようにポンプの働きをしてくれるものがありません。リンパ液の流れをつくるものは、リンパ管を取巻く筋肉や周囲の血管だけです。そのため、流れが遅く滞りやすくなってしまいます。
リンパが滞ると毒素の排泄ができず、新陳代謝や水分代謝が悪くなり、むくみや肌荒れ、セルライトの付着など、様々な現象があらわれます。
2.リンパマッサージ
リンパマッサージとは、リンパ液がスムーズに流れるように刺激を与え、その流れを促進することです。
3.マッサージの仕方
リンパマッサージをする際の大切なポイントは、
(1) 力を入れすぎず、撫でるような優しい感触で
(2) リンパの流れに逆らわないです。リンパ管は皮膚のすぐ下にありますので、強い力は必要ありません。逆に力を入れすぎると、筋肉に働きかけてしまうので意味がありません。
また、末端から心臓に向かう一定の流れに逆らわないようにすることも大切です。 |