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〜90%ものオレイン酸を含む椿油〜

2.人の肌に最も近いと言われる『椿油』

椿油はなぜ注目を浴び、人の美容に良いのでしょう?
この椿油の主成分はオレイン酸という脂肪酸です。
脂肪酸とは油の種類のことを言います。 ミネラルにカルシウム、マグネシウムがあるように油にもオレイン酸やステアリン酸、なじみがある脂肪酸にDHA、EPA等があります。 この脂肪酸の中で最も酸化しにくく、健康に良いとされる脂肪酸がオレイン酸だったのです。

このオレイン酸は人の皮脂に最も多く含まれ、人の肌に最も馴染みやすい脂肪酸と言えます。
皮脂とは毛穴から分泌され、肌を乾燥や敵から守るバリアのような存在で、この皮脂のバランスが崩れると乾燥肌になったり脂性になったりします。
また、皮脂が詰まるとにきびの原因になったり体臭の原因に繋がります。 バランスの取れた肌はツヤ、張りなど潤いのある肌になります。 そのために欠かせないのが皮脂なのです。

人の肌の潤いを与える成分である皮脂の41%がオレイン酸トリグリセリド、25%がワックスエステル、16%が皮脂酸、12%がスクワレン、その他5%となっています。 皮脂膜のケアには、41%を占めるオレイン酸トリグリセリドを補うスキンケアを行えば良いことになります。
椿油にはこのオレイン酸が85%〜93%も含まれており、まさにオイル王様を超えるオイルの神様と呼んでも過言ではありません。

このオレイン酸はあらゆる脂肪酸の中でもっとも酸化しにくい油で、今もっとも注目されている脂肪酸です。 酸化によって様々な物質が腐敗することを考えれば人の肌といい、椿油といい良く出来たものです。 また、オレイン酸は不乾性油の一種で保湿力が高く、蒸発しにくいサラサラとした脂肪酸です。

皮脂はカビやダニと言った外的から肌を守るばかりか、肌の内部にある水分の蒸発を防ぎ潤いのある肌を保つ為には欠かせない物質です。
皮脂がなくなると肌は乾燥し、アレルギーなどの原因になります。そこで潤いのある肌を保つ為に椿油を塗ることで若々しい肌を取り戻すことが出来るのです。 まさに椿油は人にとって理想的な油だと言えます。

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